H24 夏合宿IN九州
ワンゲル部ログをご覧の皆様、こんにちは!
部ログアップが遅れて申し訳ありません
部ログ係りの髙岡です。
今回は、夏合宿in九州ということで、
九州の百名山を自転車によってつないで制覇しよう!
という企画のもと、法政ワンゲルの精鋭ぞろいの??
7名で九州の地へ行ってきました。
暑さ、台風、雨、そして見飽きることのない絶景と
九州の自然の豊かさを身をもって感じることができた合宿でした。
8月15日~9月1日までの半月間の部員の勇姿をどうぞ。
~初日 8月16日~
今回の合宿では、九州へのアプローチに、
今話題の格安航空(LCC)を使いました。
ということでスタートは、成田空港!
早朝出発ということで前日の15日に成田空港へ集合します。
8月15日の写真は割愛します。
空港前のホテルでの1枚。
今回われわれがお世話になる
エアアジアの機体です。
派手なカラーリングですね。
飛行機の前でテンションが高まる上級生。
飛行機の翼をイメージしました。
2時間ほどで福岡空港へ到着。
福岡空港での1枚。
福岡へ来た感がゼロなのはご愛嬌ということで……
この後は、ガソリンや食糧の買い出しと大分までの移動です。
この日は、大分県の天神山駅で宿泊。
せっかく九州へ来たのだからと、名物の明太子を購入。
おいしくいただきました。
~2日目 8月17日~
この日から本格的な行程が始まります。
最初はのどかな田舎道。
そして竹田への下り道。
竹田では休憩を取りました。
城下町ということで非常におもむき深いです。
この後地獄を見るとは誰も思っていなかったのではないでしょうか?
竹田を出発後、道に迷い
終わりの見えぬ登り坂&下り坂の連続。
僕のメンタルは完全に崩壊していました。
僕のメンタルは完全に崩壊していました。
みんな死んでいます。
やっとのことでたどり着いた神原渓谷キャンプ場。
綺麗に晴れていますが、さっきまで雨が降ってました。
~3日目 8月18日~
この日は九州の100名山の1つ目。祖母山へのアタックです。
登山道までは自転車で進みます。
序盤はこのような渓谷沿いでした。
そしてひたすら登っていくと
祖母山の山頂です。
曇っていてあまり景色が良い印象はなかったです。
運動靴で登ったため、下山時に大幅に消耗。
運動靴での登山が今後この合宿で大きなネックとなります。
~3日目 8月18日~
この日は九州の100名山の1つ目。祖母山へのアタックです。
登山道までは自転車で進みます。
序盤はこのような渓谷沿いでした。
そしてひたすら登っていくと
祖母山の山頂です。
曇っていてあまり景色が良い印象はなかったです。
運動靴で登ったため、下山時に大幅に消耗。
運動靴での登山が今後この合宿で大きなネックとなります。
とはいうもののこの日は、
滝で水浴びすることをモチベーションとして
下山してきた我々。裸でダイブです。
非常に気持ちよかったです。
~4日目 8月19日~
滝で水浴びすることをモチベーションとして
下山してきた我々。裸でダイブです。
非常に気持ちよかったです。
~4日目 8月19日~
この日は非常に良い天気でした。
晴れ渡った空と久住高原の見事なコントラスト。
そして疲れ切った体に染み込む、糖分。
この合宿では、黒糖に大変お世話になりました。
テント場に着いたら各自自由時間です。
阿蘇の山々をバックに筋肉美を披露する太田さん。
ポン酢の入ったペットボトルを大事に抱えて寝ている戸口
そんなにポン酢が大切なのか??
明日アタックする久住山もきれいに見えております。
~5日目 8月20日~
この日は、九州の100名山
2つ目の久住山へアタック
天気は快晴。
非常に景色がきれいです。
そんなこんなで順調に久住山のピークへ。
その後、火山湖のふちを通り、
九州本土最高峰の中岳へ
帰り道はなぜか藪漕ぎ状態。
足場も悪く、終わりの見えない道にイライラ感が募ります。
なんで赤テープがあるの?って感じの道でした。
~6日目 8月21日~
この日は久住高原から阿蘇へ向かいます。
阿蘇市内に入るころには雨が降ってきました。
九州の100名山3つ目の
阿蘇山には仙酔峡から登ります。
非常に良い景色
山頂が近くなるにつれ、悪くなる天候
この日はシャリバテ気味でした。
飢えと寒さのため、急いで下山します 。
下りると天気は良いのですがね。
~7日目 8月22日 停滞日~
この日は停滞日ということで、
各自思い思いに行動していました。
浅沼さんは阿蘇神社へ

このキャンプ場のアイドル的存在であったネコちゃんです。
人見知りしない、人懐っこいネコでした。
~8日目 8月23日~
この日は熊本市街を通り、八代の方へ向かいます。
ショッピングセンターがあったり、
この日は立神峡という渓谷がテント場。
早速水質チェックを行います。
装備を乾かしたり、洗濯したりしました。
~9日目 8月24日~
この日も良い天気
球磨川沿いに遡っていきます。
途中には国内初の本格的なダム撤去工事が
行われる荒瀬ダムがありました。
この日のテント場は小京都と呼ばれ、
旧跡などがある人吉のクラフトパーク石野公園
ゆったりとした1日を過ごしました。
~10日目 8月25日~
ついに合宿も10日目を迎えました。
この日は霧島を目指し、ひたすら標高を上げていきます。
矢岳からの1枚。
せっかく稼いだ標高ですが下りで一気におります。
虹が見えました。
この後、霧島への坂道を必死に漕ぎました。
熱中症になりかけましたが何とか登り切りました、
写真はないですが、非常につらかったです。
~11日目 8月26日~
九州の100名山4つ目
この日は霧島連峰の最高峰、韓国岳へのアタックです。
霧島温泉ということで温泉のにおいがムンムンです。
台風の接近によって、風と雨が非常に強かったこの日。
停滞の2文字が一瞬頭によぎりました。
頂上の方はガレ場です。
この上はもう爆風に次ぐ爆風。
立っていることが困難でした。
そして韓国岳での1枚。
爆風と突き刺さるような雨粒で
写真なんてどうでもよい状態でした。
早く帰りたい。
下りても天気は相変わらず。
当然のように韓国岳への登山者には一切すれ違わず。
テント場に着くと虹が出ていましたが、
風の強さは相変わらず。
テントが吹き飛ばされそうになり、場所を移しました。
~12日目 8月27日~
錦江湾は台風の影響もあって荒れ気味です。
そしてこの日は鹿児島へ。
やっと九州の端っこまで来ました 。
申し訳ありません。
この日は部員が写っている写真がありませんでした。
代わりに幕末に薩摩にやってきた外国人医師とその弟子の銅像を
~13日目 8月28日~
この日は40km程走り、開聞岳にアタックします。
砂蒸し温泉で有名な指宿市
九州の100名山5つ目
開聞岳は分厚い雲に隠れています。
テントを設営して登山開始。
標高924mの開聞岳に対して、部員一同
「裏山程度でしょ」となめていましたが、
この甘い考えが大きく裏切られることに……
頂上の方は岩なので結構滑りやすいです。
そして分厚い雲によって眺望ゼロ
心なしか浮かない表情の部員が多いです。
帰りの砂利道で僕は3回ほどお尻から転びました。
周りから笑われ、完全にメンタルブレイクしました。
休憩中に少し景色が見えました。
晴れていたら良かったのになーーー
なんてね。
帰り道で鳥居さんから意味不明のポーズ
を見せつけられる僕。
何だったのでしょう?どうしても思い出せません。
~14日目 8月29日~
九州本土最終日。
マッハでトンネルを駆け抜けます。
この日の午前中は豪雨でした。
でも大丈夫です。もはやテンションで駆け抜けます。
鹿児島で自転車を送り、屋久島へ向かいます。
フェリー乗り場にて
出港!
屋久島を目指します。
~15日目 8月30日~
無事に屋久島に降り立ちました。
映画「もののけ姫」のモデルとなった
白谷雲水峡です。
この日は屋久島にしては珍しくずーーと快晴。
幻想的な景色でした。
くぐり杉をくぐる鳥居さん。
杉を切り出すために作られた
トロッコの線路上を歩きます。
途中で1枚。
この後縄文杉へとつながる急登を登ります。
ここがウィルソン株
切り株がハート型に見えます。
ウィルソン株の内部には水が湧いていました。
そして山本君の左手に神々しい光が……
この階段の上にお目当ての縄文杉があります。
縄文杉の前での1枚。
頑張って来た甲斐がありました。
浅沼主将の1枚
ご満悦でしょう。
この日は縄文杉から1時間ほどの
新高塚小屋に泊まります。
~16日目 8月31日~
屋久島での神々しいまでの日の出。
九州最高峰、宮之浦岳を目指してアタックします。
途中屋久猿?を見つけたり、
雲間から出てくる朝日。
宮之浦岳のピークはガスってしまいました。
しっかりとエールを行い、
記念撮影です。
屋久島は登山道が整備してあって
非常に歩きやすかったです。(最終日を除いて)
途中ロープなんかも使います。
日本最南端の高層湿原である花之江河です。
この日の宿泊は淀川小屋です。
~17日目 9月1日 最終日~
ついにやってきました合宿最終日です。
さっと下山できるのかと思いきや、
まさかの酷い登山道でした。
精神的にも、体力的にも非常に疲れました。
途中で「鯛の川」という川を渡ります。
足がビショビショになったのは言うまでもありません。
ひたすら続く足場の悪い道。
そして迫りくるフェリーの出航時刻。
やっと下山できました。
しかし屋久島では最後の最後に未知の敵
「ヤマビル」 によって攻撃を受けました。
鳥居さんの足はこのように大量に出血。
地元のご婦人方に心配されていました。
そして予定通りのフェリーに乗り、
屋久島を後にします。
最後に鹿児島港での1枚。
ここで今年の夏合宿は無事終えることができました。
自転車と登山という2つの活動を融合させた今回の合宿
では今までとは勝手が違い、いろいろな出来事がありましたが、
事故や怪我がなく終わり大成功といっても良いのではないでしょうか。
こうやって部ログアップしていると九州の地図をおもむろに出して
大変なことをやっていたんだなと、ふと感慨にふけります。
しかも平地ではなく、あんな荷物を持って坂道を登っているという…苦笑
浅沼主将の現役生活も残りわずかですが、これからも、
上級生、1年生と力を合わせて頑張っていきましょう。
では以上で夏合宿の報告を終わらせていただきます。
コメント
これから会社行ってきますが、非常に清々しい気持ちにさせていただきました。
やっぱ、夏合宿はやり遂げてなんぼだね。達成感伝わります。
また部室行くわ。
夏合宿いいわ~
オレもとしとったな。