H28年度 夏合宿(東北自転車班)前半編

こんにちは。活動記録ブログの更新の速さに定評のある2年の渡辺です。
今回の夏合宿は、

東北自転車班(八甲田山、岩木山、八幡平、岩手山、鳥海山)

東北山班(飯豊山、朝日連峰、月山)

四国班(剣山、石鎚山)

の3つの合宿を行いました。

今回は東北自転車班の8/5~8/11までを書きます。8/13~8/18までは2年清宮が後日更新する予定なので、そちらも是非ご覧ください!

【行動日①】8/5(金)
東京(7:40発)■□■新青森(11:11着)⇒国道103号⇒酸ヶ湯キャンプ場C1,2



初日は7:40の新幹線に乗るために自転車を輪行袋に入れた状態で東京駅に集合しました。
 
ザックとサイドバックと自転車を持たなくてはならなかったので東京駅まで来るのが一苦労でした。


新幹線の中で朝ご飯を食べ、エネルギーチャージといきます。


3時間半ほどで新青森駅に到着です。今年の3月に北海道新幹線が開通したので終着駅ではなくなりましたが、人はたくさんいました。

荷物が多いので改札を通り抜けるのも苦労します。

出発の準備が整ったところで意気込みを語ります!
そして集合写真を撮っていただきました。やる気に満ち溢れてます。

いざ出発です!道路は空いてるのかと思いきや案外車の数が多くて気を付けながら進みます。


道路標識が親切に目的地までの距離を教えてくれます。この日は有名な酸ヶ湯温泉の近くにあるキャンプ場に泊まるのであと22kmということになります。意外と近いと思っていましたが、、
しばらく進むと上り坂になってきます、、
どんどん傾斜が急になっていきます。しかも坂が延々と続きます。
合宿の前に新しい自転車を買った2年の清宮はまだまだ元気です。
1年生の小高も先輩たちに置いて行かれないようにと頑張ってます。
遠くに見えていた八甲田山が近づいてきます。もうすぐです。
テン場に到着です。芝生が整備され炊事場もきれいで良いテン場でした。
ここで車で来ていた方にキュウリとトマトとナスをいただきました。ありがとうございました。
味噌汁用の味噌を付けておいしくいただきました!


【行動日②】8/6(土)
C1,2―――仙人岱―――大岳―――井戸岳―――赤倉岳―――田茂萢岳―――毛無岱―――酸ヶ湯キャンプ場C1,2

八甲田山で一番標高が高い大岳を目指し登り始めます!ここが山口県の秋吉台までの縦走路の起点となっているそうです。さすがにそんな縦走はできない、、、

しばらく樹林帯が続きます。温泉が近く火山ガスが出ているところがあるらしく硫黄のにおいがしました。←私は大学受験で化学も使った人間なので「硫黄Sは無臭であり、正確に言うと硫化水素H2Sです」と付け足しておきます。
こんな看板もありました。
 

しばらくあるくと傾斜が急になってきます。ガスってて展望はほとんどないです。

山頂で集合写真を撮っていただきました。おじさんの手袋が大きく映ってしまっていますが、、

山頂を過ぎると天気が良くなってきました。ついてないですね、、
途中にあった避難小屋がとても立派でした。
かつての噴火口がとてもきれいに見ることができました。
しばらく進むと登山道がこんなありさま。去年の北海道の幌尻岳を思い出させるようなひどさです。幌尻岳ほどではないですが。

途中きれいな沼がありました。ここで4年の野呂さんがスマホをなくすというハプニングがありましたが登山道を戻って探して見つけることができました。
しばらく進むと木道が続き非常に歩きやすい道でした。

酸ヶ湯温泉のところに冷たい水が出ているところがあったのでそこで水を汲み、その後酸ヶ湯温泉に入り疲れをいやしました。合宿2日目で温泉に入れるなんて幸せです。



【行動日③】8/7(日)
C1,2⇒国道394号線⇒国道102号線⇒弘前⇒岩木青少年スポーツセンターC3,4

2日間お世話になった酸ヶ湯キャンプ場をあとにします。
今度はしばらく下りが続きます。朝ということもあり風が少し肌寒かったです。
少しずつ街へと入っていきます。
途中弘前を通るので、弘前城公園も通りました。残念ながら天守は補修中で見ることはできなかったですが、、
弘前を過ぎてしばらく進むと次の百名山「岩木山(津軽富士)」が見えてきます。とても美しい形をしています。
この日のテン場の岩木青少年スポーツセンターに到着です。
この日の夕飯は途中のスーパーで購入した鶏むね肉でタンドリーチキン を作りました。鶏むね肉はたんぱく質が多いので、僕はいつも食べています。合宿でも鶏むね肉が食べられて幸せでした。


【行動日④】8/8(月)
C3,4―――嶽温泉登山口―――岩木山―――嶽温泉登山口―――岩木青少年スポーツセンターC3,4

この日は出発前になんと
浅沼OBに来ていただき、激励の言葉をいただきました!!お忙しい中本当にありがとうございました。
さて登山口から登山開始です!
しばらくは樹林帯が続き、展望は良くないです。暑くなる前におりたいので、ひたすら登り続けます。
途中リフト乗り場を通り過ぎます。まだ朝早いので動いていませんでした。
8合目を過ぎると展望がよくなってきます。
頂上が近づいてくると岩場が多くなってきます。
山頂はとてもよく晴れていました。清宮が持っているうちわは浅沼OBからいただいたものです。
山頂の近くには岩木山神社の奥宮がありました。
途中にあった避難小屋にはこんなものがありました。今回の夏合宿で登る百名山はすべて火山です。調べてみたところ岩木山は噴火警戒レベル1よりも下でした。けれども100%安心というわけではないようですね。
帰りも行きと同じ道を下ります。登山口まで下りた時には日差しが強くとても暑かったです。


【行動日⑤】8/9(火)
C3,4⇒県道3号線⇒弘前⇒国道102号線⇒国道454号線⇒十和田湖生出キャンプ場C5

2日間お世話になった岩木青少年スポーツセンターを後にします。
途中までは酸ヶ湯から来た時と同じ道を通ります。道路標識に十和田湖まで60kmと書いていてゾッとします。
この日は十和田湖までずっと同じ道なので迷う心配はないです。途中から徐々に坂道になってきます。
峠まで来ると分岐になります。これを左に行くとあの有名な奥入瀬渓流があります。
僕は5年前に行ったのですがとてもきれいな場所です。
 
分岐を右を曲がるとすぐに秋田県に入ります。青森県とはさよならです。
下り坂が終わると十和田湖の湖畔道路になり、走るのがとても心地よいです。
しばらく進むと十和田湖畔にある生出キャンプ場に着きます。
テン場に着いてテントをたてると疲れ果てていた3年の中山さんはすぐに寝てしまいました。


【行動日⑥】8/10(水)
C5⇒国道103号線⇒鹿角市⇒秋田県道66号線⇒後生掛(大沼)キャンプ場C6

この標識を左方向(大館、鹿角、八幡平)に曲がります。
出発してから発荷峠というところまでは登りです。開始早々登りできつかったです。
峠を越えると鹿角市街までしばらく下りが続きます。
途中トップの望月さんがこけてしまいますが大丈夫だったようです。半袖を来ていたので腕に大きな傷ができてしまっていました。自転車からこけただけでも大きなけがをしてしまいかねないので気を付けなければならないと思いました。
途中ここらへんで通りすがりの方にトウモロコシをいただきました。本当にありがとうございました。
しばらく進むと今日のテン場のある後生掛温泉の看板がありました。あと12.5kmとなっていますが途中からはずっと登りだそうです、、
ひたすら登りになりました。
途中こんなものがありました。ここは北緯40度地点だそうです。ちなみに北緯35度東経135度があるのは兵庫県西脇市の日本へそ公園です。
またしばらく進むとこんなものもありました。八幡平も火山です。今回通った道は「八幡平アスピーテライン」という道ですがアスピーテとは楯状火山という意味らしいですね。
国立公園の入り口で写真を撮りました。
まだ坂の途中ですがキャンプ場の入り口がありました。
テン場にテントをたてたあと有名な後生掛温泉に行きました。個人的には酸ヶ湯温泉より良かったです。


【行動日⑦】8/11(木)
C6⇒見返し峠―――八幡沼―――源太森⇒岩手・秋田県道23号線⇒八幡平市⇒岩手山焼走り国際交流村C7

合宿が始まって今日で1週間です。まだ1日も雨に降られていないです。今年は恵まれているのでしょうか・・・

今日も最初から登りです。しかも朝早くから日差しが強く暑いです。
昨日から登ってきたこともあり標高が高くなってきて景色がとてもよくなってきました。
峠に到着です。まだ朝早いですがまあまあ人がいました。
この峠は秋田県と岩手県の県境でもあるらしく秋田県とさよならです。(秋田県にはまた帰ってきますが)
ここからは登山道なので歩いて八幡平山頂を目指します。といっても舗装されています。
しばらく進むと木道になります。天気も良く非常に気持ちいいです。
八幡沼という沼もありきれいです。
山頂に到着です。おそらく百名山で一番登りやすいんじゃないかと思うくらい楽にこれました。
集合写真もパシャリ。山頂は平らであまり展望もよくないのですぐに後にします。
また先ほどの峠に戻り、ここからは自転車で下っていきます。

とても気持ちいいです。正面に見えるのは次に登る百名山の「岩手山」です。
坂を下りきったところでハプニングです。中山さんの自転車がパンクしました。
なれた手つきで10分くらいで直してしまいました。

そこから今日のテン場までは少し登りです。

 気温が髙くなってきていてとてもきついです。
1年生の小高も何も弱音を吐かずがんばってます。
しばらく進み今日のテン場岩手山焼走り国際交流村に到着です。
目の前に岩手山がきれいに見えています。

合宿前半はここまでです。次の日は停滞日のためその次の日から後半が始まります。

僕は長期の自転車合宿が初めてでしたが、きついですが行動範囲が今までよりも広くいろんな景色が楽しめる合宿となりました。自転車の知識をもっとつけて、自転車と山を組み合わせた合宿をこれから行っていってワンゲルの活動の幅を増やしていけるといいなと思いました。

後半のブログは後日清宮が更新予定です。そちらも是非ご覧あれ!

コメント

このブログの人気の投稿

R4 黒部峡谷・後立山連峰個人合宿①

R4 黒部峡谷・後立山連峰個人合宿②

R4 自転車秋個人合宿