2018年1月25日木曜日

H30年度 冬合宿(後半)

こんにちは。1年の佐藤です。
遠見ヒュッテを拠点として行われた冬合宿の、後半(12月27日~12月30日)の活動記録をお伝えします。

12月27日(水)
見返り坂ふもと(幕営地)ーーー遠見ヒュッテ←―→白馬五竜スキー場

衰えることを知らぬ勢いで雪が降り続ける、見返り坂ふもと。就寝前から嫌な予感がしていた人は、実はいたのではないでしょうか…。僕は、寝ながらテントの側面を足で押して、テントに積もった雪を落としていたのですが、もちろん眠りに落ちてしまえばもう何もできません。夜中にふと目が覚めて思いました。なんか狭い。足でテントの側面を押してみても、押せない。明らかにおかしな状況ですが、不覚にも僕はまた眠ってしまいました。そして、起床時間より少し早めの4時30分頃、両方のテントで全員が、異変に気が付いて起き始めました。テントの中を見渡してみると、寝る前の半分近くの狭さになっていることがわかりました。どうにかまず、1人だけ外に出てもらってテント内に余裕を持たせると同時に、外の雪を除去しようと思ったのですが、1人ではどうにもならない雪の量だということで、結局全員外に出てテントを掘り出す作業を開始しました。かなりの量の雪に埋もれて、テントの四隅を発掘するのがとても大変でした。これからの冬期活動では同じようなことにならないよう、夜中にテント周りの雪かきをしようと思います。(できればやりたくないですが…)


寒く、雪の降る中、無心で掘削します。

全員で協力して、なんとかテントとフライを片付け、次はパッキングをします。ちなみに、いくつかのポールは弓のように曲がり、中には見事に折れてしまったものもありました。何でもいいからとにかくザックに詰め込んで、スキーを履いて出発します。小屋に着いてから、温かいものを飲み行動食を食べて、休憩しました。その後、途中参加の3年清宮さんと長谷部OBが合流し、スキー練習を行いました。残念ながらこの日も天気が悪く、強風や視界不良が付きまといました。僕は、初めてグランプリコースに出向いたのですが、視界が真っ白で何も見えず、ビビりながら滑っていました。幸い、軽装であったのと雪が深かったおかげで、転ばずに滑れました。しかし、スキーは天気が悪いと、こんなにも爽快感が薄れてしまうものなんだなぁ、と感じました。長谷部OBには、1年五十嵐と2年中本さんの指導をしていただきました。
白くて何も見えず。風も強かったです。

スキー練習を終えて、小屋に戻ってから僕は着脱テストを行いました。5回くらいやった時、あと数秒早ければでクリアだったという記録が出て、発狂しました。その後も何回か挑戦しましたが、結局この日にはクリアできませんでした💢。

12月28日(木)
遠見ヒュッテ←―→見返り坂←―→標高1892m地点(予定では、小遠見山【2007m】)

冬合宿の一大イベントである、小遠見アタック。計画では全装でアタックする予定でしたが、数日前からチェックしていた天気予報、また前日に作成した天気図から、天気が荒れることがわかっていたため、軽装での決行となりました。お許し下さい。出発前に因縁の着脱テストを行いました。ウォーミングアップのつもりで気を緩めてやったら、1回目でクリアできました!慣れてきていたのもありますが、意外とこういうのは気張らない方が上手くいくのかもしれませんね。その後、全員ワカンを履いて出発しました。先頭は2年生と1年生が交代で務めました。1年生はラッセル初体験。ラッセルする人と、後ろに続く人のキツさの差がめちゃくちゃ大きいと感じました。だからこそ、大人数で交代制にしているわけですね。
 

平野さんによる豪快なラッセル。

雪が胸の高さより高く積もっている所も多く、なかなか進めません。脳内BGMはもちろん、軍歌「雪の進軍」です。稜線に出てからは、ラッセルのキツさだけでなく、強風も加わりました。ここからは、3年生もラッセルに参加してくれました。進むのが遅くて、後ろの方で退屈していたみたいです。申し訳ありませんでした。

強風が吹くと辛さが倍増します。

そして引き続き、懸命に前を目指しますが、小遠見山の到着目標時刻12時を過ぎてしまい、標高1892m付近の地点で引き返すことになりました。非常に悔しかったですが、雪が多い年ではそういう事態も起こり得る、という覚悟を持つ必要があるということを学びました。

12月29日(金)
遠見ヒュッテ←―→白馬五竜スキー場←―→Hakuba47スキー場

とうとう冬合宿最後の行動日です。同時に最後のスキー練習ともなりました。この日は朝から、栗田OBと河田コーチがお越しになり、栗田OBにはゲレンデでスキーのご指導をしていただきました。滑り始めると、すぐに栗田OBから喝が入ります。でも、栗田OBの仰ったことを意識して滑ってみると、自分でも改善されたことがわかるのです。この日は、1年生の2人と中本さんを中心にご指導を頂きました。


 緩いコースを何回か滑った後、白馬五竜スキー場と隣接していて、自由に行き来ができるHakuba47というスキー場に行きました。2つのスキー場は繋がっていて、スキーで滑って移動することができるので、長距離の滑走を楽しめます。


写真だと伝わりにくいですが、この日は天気が良く、
下の町や遠くの山々まで、綺麗な景色を見渡すことができました。
Hakuba47でじっくり練習して、白馬五竜スキー場に戻ろうとしたところ、強風のためリフトが運転を停止していることが判明しました。そこで、Hakuba47の一番下まで下りて、そこからバスでエスカルプラザに向かうことになりました。この時、林道の下山ル-トを滑って下りましたが、これがとても面白かったです。バスとゴンドラでアルプス平まで戻って、そこで遠藤準OGが合流されました。白馬五竜のリフトも止まっていたので、シールを装着して遠見ヒュッテまで戻ることになりました。長谷部OBと河田コーチも合流してから、栗田OBの提案により、全員で遠見ヒュッテ近くの「地蔵の頭」という小高い地点に登って、そこから滑って練習することになりました。

地蔵の頭で集合写真。
遠藤さんに撮っていただきました。


そこから、圧雪されていない斜面を楽しく滑りました。とても急な斜面ばかりでしたが、軽装だから全然問題ないだろうということで、思いきり滑って転びまくりました。











練習を終える頃に、望月準OGが来られ、少し滑っておられました。その後、小屋に戻ってから部員達は、夕食と忘年会の準備に取り掛かりました。

最後の夕食は鍋でした。
夕食と忘年会には、吉原OB会長・栗田OB・長谷部OB・毛藤コーチ・河田コーチ・遠藤準OG・望月準OGがお越しくださいました。差し入れもたくさん頂きました。ありがとうございました。

望月準OGが持ってきてくださった馬刺し。
夜も深まり、寝る人は寝て、楽しいお話が尽きない方々は話し続け…自然に忘年会はお開きとなりました。僕は一度は寝たのですが、聞こえてくる歌声に目覚めました。そして、OBの方々と一緒に、ワンゲル部歌「北岳の歌」を始めとする山の歌を歌いました。歌はあまり得意ではないですが、とても楽しい時間を過ごすことができました。また、「北岳の歌」を覚えることもできたので、良かったです。

12月30日(土)
遠見ヒュッテーーーエスカルプラザーーーホテルサンマルテ(解散)

前日の夜、寝るのが遅かろうが起きる時間は変わりません。5時に起きて朝食を作ります。朝食と言っても、この日は吉原OB会長に頂いたボンカレーだったので、米を炊くだけでOKでした!吉原OB会長、ボンカレーをいつもありがとうございます!帰る前に小屋の内外の掃除をしたり、整備をしたりしました。それから、少なくなった薪を補充するために1・2年生全員で薪を切りました。小屋を出て、全員で記念撮影をし、いよいよ滑走下山をします。


練習の時にも滑ったグランプリコースを再び滑ったのですが、荷物が全装だったので、練習の時とは話が全く別でした。思うように制御できず、何度も転んでしまいました。途中、石井副監督とご家族が合流されました。



この日はとても天気が良く、他のスキー客も多かったです。
その後も、急な斜面をボーゲンでじりじりと滑り、やがて林間のコースに辿り着きました。林間のコースは傾斜が緩やかで滑りやすいですが、幅が狭いため、人にぶつからないように気をつける必要がありました。


林間のコースが終わると、ゴールのエスカルプラザが見えました。幅が広くて比較的緩やかな斜面を、人を避けながらどんどん滑っていきました。調子に乗ってけっこうスピードを出したのですが、なんだかこの時、とても爽快でハッピーな気分になりました。合宿最後の滑りであるということから来る、開放感だったのでしょうか。エスカルプラザに着き、荷物を整理しました。一週間ぶりに運動靴を履いて、足がとても軽く感じました。また、この時に長谷部OBからスキー靴とたくさんのシュラフ用のシーツを頂きました。ありがとうございました。


エスカルプラザを出て、ホテルサンマルテに向かいました。というのも、例年そこでお風呂に入らさせていただいているのです。解散式を行ってからお風呂に入り、その後は各自帰宅となりました。

清々しい白馬の午後、神城駅。
合宿を終えた達成感と、大黒食堂のカツ丼。
(食べかけで申し訳ございません。)
この冬合宿では、冬期活動における知識や技術と共に、冬期活動の大変さを学習することができました。そして、スキー指導や忘年会のため、遠見までお越しくださったOBの方々、本当にありがとうございました!
それでは皆さん、くれぐれもお体にお気を付けてお過ごしください。

1 件のコメント:

kazuki nakayama さんのコメント...

安達太良も事故なく頑張ってください
次のブログも楽しみにしてます

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