平成21年度夏合宿北アルプスパーティー

こんにちは。夏合宿が終わったばかりで、夢見心地のままの2年古川です。
8月15日から9月1日にかけて、北アルプスにおいて合宿を行いました。
直線距離にして150キロ、最高地点は槍ヶ岳の標高3180メートル、最低地点はゴール親不知の海抜0メートル、というなんだかスケールのでかい縦走です。
鋭い稜線、高山植物帯、雪渓、林道・・・進むたびに変化する北アルプスの表情と、3人のワンダラーの全記録をご報告いたします。
*この記録は投稿者古川の主観と偏見、そしてナルチシズムに基づいていることを予めご了承下さい。

















北アルプスパーティーのメンバー。左から、ヤンキードゥードゥル古川SL、ヤムヤム周東PL、ブラックシュガー浅沼山小屋建築士(の受精卵)

















スタート地点の上高地。神の降りた地。次は観光で行きたい。


















あのトンガリが槍。アルプス一万尺の槍。
遠くからでもすぐわかる槍。

















山頂へはハシゴで登る。下を見たら、、、こわいこわい。

















今合宿最初の山頂であり、最高地点。
予想以上にすいていた山頂は一時貸切状態に。愛を叫ぶのだ!


















双六小屋から三俣小屋へ向かう途中で、熊出没との情報。
周東さんのホイッスルが吹き荒れる。

















鷲羽岳山頂にて。
コースタイムを短縮して登頂したイーグルたち。



















強風&雨の野口五郎岳。
鼻水ピヨンピヨン。


















雨上がり、小さくなった二人。


















船窪岳はロープとハシゴのオンパレード。
なかなか近づかないテン場に発狂寸前。


















停滞日!


















古川の右手にはロール。ってことは。。。まあね。
この先の針ノ木峠で有難き邂逅があることなどこの時は誰も知らない。


















颯爽と降臨した針ノ木の女神様方。
たくさんの食糧をくださったうえに、処分に困っていたゴミを引き取ってくださいました。


















頂戴した食糧。仲良く三等分しました。
本当にありがとうございました。


















針ノ木岳→赤沢岳
なんかいるっと思ったら、サルとの遭遇。
ナワバリの中にルートがあったみたいです。


















爺ヶ岳からの雲海。
Never Ending 雲海。
マイベストオブ雲海。


















崖っぷち。この先に小屋がある。


















我等が五竜岳に登る朝。
あいにくのガスでその頂は臨めない。


















ほんの数秒の間の出来事だった。
谷底からの風がガスを巻き上げ、五竜がその頂を呈した。
その瞬間だけ世界が変わった。
五竜さん、あなたに逢いに来たのですから。


















山頂ガスったけどね。














「・・・・・・・・・・・サプライズ!」in唐松岳頂上宿舎


















浅沼「天竺みてぇだ。」



















停滞日前夜、雨が降る。
翌朝、異変に気づき目覚めると・・・
約20年物のテントフライではいともたやすく浸水。そしてテントの中に池ができた。
肉体的プラス精神的疲労でメランコリー状態の浅沼。


















白馬岳にて、朝一のエール。
日本海に向けて、魂の咆哮。


















長野県とオサラバすると、登山道の雰囲気が変わった。



















欲情する周東さん。
求愛のポーズ。


















ここからが最後の踏ん張りどころ。
「百里を行く者は九十里を半ばとす」ってやつ。


















精一杯の空元気。
この先、水場が不安定ということで5ポリの出番。背負うのはもちろん金髪ピンク。


















表情消えるね。


















最終日。
台風11号の影響で雨。
最悪の足場。ギュッチャギュッチャするね。
モチベーションは下山するという気持ちだけ。




















11:20 海が見えた。



















海岸へと下りる階段。



















ついに親不知の海岸へ。
We are from 上高地!!
北アルプスを縦走し切った男たちの鋼の肉体を見よ!





なんか文章がずれてるでしょ。今回が3回目の投稿なんですけどね、上手いことやる方がわからんのです。写真の横の文を読んでくださいね。
私は山を登っていてツライときに、ふと思うことがあるのです。「どうして高いお金をかけてまでこんなことをやっているのか。」と。
有意の時も、徒然なる時も、そのすべての時の連鎖が合宿を創りあげる。
一つ一つに意味はなくとも、出来上がったものは素晴らしいものだったりする。
こんな曖昧模糊とした感覚が実体化したものはアレなんじゃないかなー
雲海
爺ヶ岳で思ったんです。
下界から見上げればただの雲。山頂から見下ろすと鮮やかなる雲海。
ひとつひとつのモコモコが連なりあって創りあげられる雲海。
時が止まったように動かない。そんでもって、幻のように消えていく。
ってね。
北アルプスで、私が見た「雲海」は素晴しいものだった。
こんな曖昧な感じで本記録を締めさせていただきます。
それでは最後に感謝の言葉を。
合宿に関わって下さった皆様、ありがとうございました。
そして、周東さん、浅沼にはspecial thanks!

コメント

自転車の2年 さんのコメント…
北アルプス縦走・・・・大変だったろうけどうらやましいよ。本当に。雲海も。

はぁ~・・・・すっげー山に登りたい。
ガラスの膝を持つ四国Pさん さんのコメント…
なんか夏で一気に差をつけられた感じがするよ
ホントすっごいことやってのけたね
髪の色は…(・へ・)笑

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