R1 安達太良山偵察合宿

こんにちは。今回の報告は1年の宮澤が担当させていただます。よろしくお願いします。

今回、偵察ということで安達太良山に行きました。来年の春合宿に向け、雪が無い状態で地形や注意地点を見ていきます。



この日二本松市ではちょうちん祭りが開催されており、二本松駅から出ると立派な山車と祭囃子が出迎えてくれました。

朝から血気盛ん

バスに乗って登山口まで向かいます。



この日は生憎の霧や小雨で気温も低く、前日の関東が夏日だった分肌寒く感じました。

奥岳登山口――勢至平――くろがね小屋――安達太良山――五葉松平――奥岳登山口


体操をしていざ出発。この日は1年にも役割が振られ、最初のトップは宗房くんです。

サクサクペースよく登れました。

砂利道を登り、くろがね小屋に到着。周囲に硫黄の匂いが微かにしました。

ここは温泉と「くろがねカレー」が有名だそうですが、私たちは春合宿で"自家製"のくろがねカレーを食すことになりそうです。

ここから、道中3年の五十嵐さんが、春合宿との気候の違いや雪山での注意点を解説してくれました。


この時の私たちは木の下にいますが、雪が積もれば足場が3mほど変わり、景色が全く異なります。地形を頭に叩き込み、コンパスから自分たちの現在位置を把握する能力が求められます。

また、歩行や滑走するのに、注意する箇所があります。例えば「スノーブリッジ」。
冬になってもと川が凍らず、その上に雪が積もるので、ここに踏み込むと足がはまってしまってなかなか抜けないそうです。

また、「ツリーホール」と呼ばれる木の根本の周辺が空いた空間には、突っ込んだら抜け出すのが大変なため、避けたいポイントです。



くろがね小屋からは道中岩場が増えていきます。
冬季では、岩肌が風に晒されて雪が積もりにくいそうなので、スキーで滑走する際に注意しなければなりません。

道中話と照らし合わせながら地形をチェック

馬ノ背を通って、安達太良山山頂に到着。
他の登山客で賑わっていました。


岩を這うように乳首山頂上へ



残念ながら霧で視界不良。景色は春合宿までお預けです。


山頂での休憩は短めに。時間を意識して早めに山を下り始めます。

晴れ間が見える時が。

途中やたら高いところにある目印を発見。雪の積もる冬場では重要な目印になりそう。


薬師岳地点でも、滑走時に注意したいポイントがあります。
沢に落ちないよう、内側に入りすぎないようコースを注意しなければいけません

下山道の状態が悪く、水溜りや泥で滑って大変でしたが、なんとか時間通りに登山口まで下ることができました。
反省会ではそれぞれの役目を振り返っているのが印象的でした。




登山口からバスで岳温泉へ。この日の疲れを癒した後、コンビニ飯で腹を満たしました。五十嵐さんが肉まんを奢ってくれました。ごっつぁんです。

帰りの二本松駅では、五十嵐さんが昨年の春合宿の写真を見せながら、いろんなエピソードを聴かせてくれました。現地を見てきた後なので、春合宿のよりはっきりしたイメージが湧いたと思います。



…それにしても、今回は登る前から夜行バスで疲れを感じていました。部員の中にも道中眠気を感じたり、体に違和感を感じた人もいたようです。

どうにかならないかな…しょうがないのかな…と思っていたら、過去の部員ブログに夜行バス対策のページがありました。(ロッカールームから見れます)

お金を少しでも節約したい学生としては、夜行バスと上手に付き合っていきたいもの。少しでも万全の状態で行動するため、参考にしたいですね。

というわけで、安達太良山偵察合宿の報告でした。
拝読ありがとうございました。











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