R5 夏合宿①前半

 夏合宿① 前半(8.1〜)


みなさん、こんにちは!

2年の若林と申します。

今回は部の年間の最大活動である夏合宿の前半の様子をお伝えします!


※本来の日程では、白雲岳・忠別岳を経てトムラウシ山方面に向かう予定でした。しかし悪天候と白雲岳避難小屋付近の親子熊3匹の目撃情報を踏まえ、安全第一と判断し、トムラウシ山方面の行程を見送りました。


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〈参加メンバー〉

※敬称略

4年:松島・薮下

3年:増渕

2年:見延・湯浅・若林

1年︰河西・土田

計8名


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〈行程〉

★8月1日(火)

この日は、旭川駅に13:00集合ということで各々前乗りや当日の飛行機で移動しました。大半のメンバーは空路でしたが、一部の猛者は陸路+フェリーで旭川まで移動してきたようで驚きです…

↑飛行機とは良いものです。
この先、まさかしばらく青空が見れない日々が続くとは思いもよらなかったですが…

旭川駅から旭川空港経由旭岳行きのバスに乗り、国立旭岳青少年キャンプ場にてテントを張りました。

トイレが綺麗かつコンセントや一部場所でWi-Fi使用可能であり、非常に快適に過ごせました!明日から始まる長い行程に備え、各々体調を整えました。


↑これからにむけて、最後の充電をしつつ皆でウノをしています


★8月2日(水) 

コースタイム:5時間30分 トップ:湯浅

国立旭岳青少年キャンプ場 →ロープウェー旭岳駅→旭岳石室→旭岳→裏旭キャンプ場


いよいよ、今日から行動開始です。3:00に起きて、パッキングなどを行いました。裏旭キャンプ場は水場がないとされていたため、4L+飲水を持ち、ザックの重量は25〜30kgほどになり非常に重かったです。その後4:50に出発しました。


ロープウェーの姿見駅までは非常に覆い茂った道が続き、なれない重さに皆苦労しました。

他の登山客の方たちはロープウェーの駅から出発をしており、多くの方が登っておられました。


そこからしばらくはゆるい傾斜だったものの、傾斜が厳しくなるにつれ、霧がかかりあたり一面真っ白になりました。自分も次第にしんどくなり、無心で足を進めました。

↑あたりが真っ白で、ぼんやりとしか見えません…


すれ違う方の中には「9合目で引き返した」「十勝岳までの予定だったが辞めた」など安全を考慮し取り止める方も多く、私達も安全第一で前へ進みました。


やっとの思いでついた山頂はあたり一面真っ白で、山頂の看板しか見えなく残念でした。

それでも達成感を感じ、各々写真を取るなど一瞬和やかな時間を過ごしました。

↑北海道最高峰へ!しかし景色は何処へ?


そしてその後裏旭キャンプ場へ向かいましたが、そこでは水場があったため、想定よりも潤沢に水を使うことができました!

※沢の水はエキノコックス症を恐れ、濾過かつ煮沸をした上で使用しています。


初めて食べるアルファ米も美味しくいただくことができました。



★8月3日(木)

コースタイム:6時間 トップ:増渕

裏旭キャンプ場↔北海岳↔白雲岳(軽装によるピストン)


熊の目撃情報を踏まえ、白雲岳避難小屋を避け白雲岳分岐から白雲岳を目指します。午後の天候悪化を避けるため、4:35に軽装で出発しました。


行きはところどころ晴れ間が垣間見れ、北海道らしい雄大な自然を味わうことができました!

この日のルートは今までの山とか異なり、岩・石しかなく、独特の魅力を感じることができました。

↑晴れ間と景色に浮かれています。

↑若林お気に入りの一枚です。一年生二人の仲良い様子です。
一人は経験者といえど、二人とも長期合宿にもしっかりついてこれる立派な部員です。

しかし、太陽が見えたのも一瞬で、山頂付近と帰りは強い風と打ち付けるような雨に襲われ、雨量自体多くはないものの歩きづらい状態が続きました。先頭が見えなくなるほどのホワイトアウト状態が続き、皆が急いでテントへ急ぎました。


テントへ避難後も風は止みそうになく、トイレや水汲みも困難な状態でしばらく待機していました。


★8月4日(金)

コースタイム:30分 トップ:若林

裏旭キャンプ場→分岐前

(軽装によるピストン)(撤退判断)

この日は非常に強い風とに煽られ、また濃霧のスタートでした。全身持っていかれるような風量で風速20m/sは超えていたように感じます。

↑奥の黄色い四人用テントが見えますでしょうか…?


そして、最初の分岐と小屋の中間地点で撤退が決断され、テントに戻り丸一日停滞となりました。



風が強すぎて、テントのフライにくくりつけていた細引きがぶち切られてしまいました。




★8月5日(土)

コースタイム:4時間20分  トップ:増渕

裏旭キャンプ場→旭岳→旭岳石室→ロープウェー旭岳駅→ 国立旭岳青少年キャンプ場

前日よりかは風が弱まったため、下山が決定されました。雨は降っているものの、風に煽られるよりは行動もしやすいです。


やはり一度通ったことのある道は体感的に短く感じます。

本来のコースタイムより大幅に短縮して下山することができました。


そして皆で麓の温泉へ急ぎました!


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日程・コースともに計画していたものよりかは短くなってしまい、散々たる気持ちもありつつあります。それでも北海道というめったに訪れることのない大地の魅力と自然の厳しさとを味わった合宿前半となりました。


後半のブログもぜひご覧ください! ありがとうございました!!

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