平成27年度 夏合宿 北アルプス班 (後半:雲ノ平~黒部源流~槍ヶ岳)
こんにちは。明日から2週間海外でインターンの遠藤です。
8月全然働いていないけど9月生活できるのだろうか、、
北ア班の夏合宿の続きです。
8月16日行動日⑩
雲ノ平から軽装で水晶と鷲羽岳を目指します。
まずは祖父岳
ケルンがたくさんあります。
混むからということで先に水晶を目指します。
天気もよく小屋からは気持ちのいい稜線歩きでした。
水晶!以前ワンゲルで来たときは激混みだったようですが、この日は朝早かったので他の登山客はまばらでまったりと満喫できました。
登山道をよーくみると確かにキラキラしているような…?
来た道を少し戻り、鷲羽に向かいます。
直前はなかなかの登り…ところどころ浮石があるので要注意です。
思い思いに鷲をイメージしてポーズ
山頂で電話している方がいらっしゃいました。キャリアはわからないけど電波来るみたいです。まあ合宿中はどのみちスマホいじれないのですが( ;∀;)
帰り道にテン場近くのスイス庭園によりました。
奥まで行くと高天原が見えます。眺望最高、ベンチまであります。個人山行ならここでコーヒーすなあ(*´ω`*)
8月17日停滞日②
朝起きたら風雨が凄い。
絶対に行動できない!というほどでは無いですが行程に沢を渡る箇所があったのと明日好転するとのことで急遽停滞日に。
運悪くマネージャーだった私は雨の降る中小屋まで幕営料を払いに…小屋遠いよ…
周りにテント張っていた方たちもほとんど残っていました。
8月18日行動日⑪
雨が止んだので三俣に向けて出発します。
日本庭園で一本
ハイマツ帯に植生が変わると下りはじめます。
沢を渡ります
前日に雨は凄かったですが上流の方なので止んでしまえばとくに問題なしだと思います。
渡ってから少し登ると黒部源流の石碑が
ここで「今日三俣に張って黒部五郎ピストンしたあと明日双六でのんびりのほうが良いんじゃないか?」案が出ます。
今日の行程かなり長くなるけどその方が良いかもということで可決されました。
さくっと三俣に行ってテントを張り、黒部五郎へ
三俣山荘を出てすぐのところに雪渓があり、ところどころ少し滑る
黒部五郎小舎を通り過ぎカールのルートへ
すごくきれいでした。今回の合宿で個人的にはこのあたりが一番お気に入りです。メインルートから少し離れて落ち着いた雰囲気です。
歩きやすい道とちょびっとの急登を経て山頂に
ガスってて展望がいまいちなのが残念
来た道を戻り三俣のテン場に泊まりました。
快適でした。黒部の山賊のメインの舞台です。帰ってきてから読み始めましたが面白いです。
8月19日行動日⑫
三俣から双六へ
巻道ルートを利用しましたが軽装で三俣蓮華岳にも登りました。
展望もよく、気持ちいいところでした。
ひとつ好きな山を自分のものにできるならの話で、久保さんはこのあたりをゲットして通行料を取り大儲けするっておっしゃっていました 笑
双六に着いてからはテントに缶詰されて終わった停滞日をやり直しました。
双六はケーキが入荷し、他にもおでん、牛丼などなど誘惑がいっぱいです。
8月20日行動日⑬
笠ピストン
3時半に出発して軽装で笠ヶ岳をピストンします。
暗
完全にナイトハイクでした。景色が無いってこんなに辛いんだ…
こんな感じで道はとても歩きやすい。
笠側からいらっしゃった方々に「早い!何時に出たの?どこから来たの?」と質問攻めにあいました。
笠につきました。
エールもします。
直前は岩に書かれたペンキがたくさん励ましてくれました
こんな言葉も…あったけ?
8月21日行動日⑭
槍へ
もう残りの合宿の日程数えてもいいよ!!
しかしあいにくの雨+風で誰も一枚も写真を撮っていないほどです。今回植原さんと石川君以外みんな結構撮ってたのにね。
テント泊も今日のアタックも厳しいということで小屋に泊まりました。
8月22日行動日⑮
まず槍の穂先に行きます。
雨です…
しかし逆に人も少なく20分ほどで着くというガラガラっぷり
しかも数分間我々だけで山頂を独占(あんま嬉しくない)
今回が槍初登頂の1,2年生はみんなもう一回来る…と言っていました。
槍から帰ったら!ついに!下山!!!
ツアーや私たちのような大学生グループなどたくさんの団体とすれ違いました。
横尾に近づくにつれ、道の傾斜はゆるくなりきれいな風景が
横尾にバスターミナルできると嬉しいな…
続く平坦な道にみんな伸びていました。
小梨平キャンプ場で解散
一年生はもちろん、去年留学で途中下山した私にとっても初めての2週間越えの合宿でしたが先輩方、OBOGの皆様のおかげで無事終えることができました。ありがとうございました。
大きなトラブルも無く、長い合宿を終えることができて本当に良かったです。北海道班頑張って!
コメント
水晶が…混んでない…だと?(ゴゴゴゴ…)