R6 10月沢合宿(釜ノ沢東俣・甲武信ヶ岳)

こんにちは。

PLをやる機会が増え興味がある山や活動を自由に計画できる反面、部員から文句を言われたくねえな…と恐れている3年若林です。


しばらくブログを書いてないなと思いつつ、確認してみたところ昨年の夏合宿①(前半)以来、一年以上書いていませんでした…

たくさんの後輩がいるおかげで、いろいろと助かっています(⌒∇⌒)


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今回は10月に行った沢登り合宿について、お伝えします!


【日付】2024年10月12日(土)-13日(日)

【場所】笛吹川水系釜ノ沢東俣・甲武信ヶ岳

【メンバー】4名

【天気】両日ともに晴れ


〈12日〉

当日の朝、塩山駅に集合しました。

登山口に向かうバスは、途中乾徳山登山口を経由するため、年齢を問わず大混雑でした。

R4 7月合宿で行った思い出やその時にはまだ多摩の同期がいたな…と感傷に浸りつつ。


いざ乗車し、1時間程度で西沢渓谷入り口に到着しました。

そこで出発式を済ませ、いざ行動開始!!


すぐに沢に入れる!!とはならないのが沢あるある。

今回は1時間半程度歩き入渓地に到着しました。

沢の難易度は高くない(ただし、巻き道や登山道が危険!!)であることを非常に感じました。







”ホラ貝のゴルジュ”

※ゴルジュ帯:長年浸食などにより形成された切り立った岩壁に挟まれた狭い谷

いよいよ入渓です!

この釜ノ沢東俣は「沢登りのクラシックルート」とも呼ばれ、沢ならではの独特な地形を堪能できる地として、多くの人が集まっています。
(沢の中で他の遡行者がいたのは、過去初でした)




”東のナメ”

※ナメ:一枚岩(スラブ)の上を水が滑るように流れているところ

「すべりやすいから気を付けてね!」by同行の方

⇒大転倒

ドリフのようなコントを狙ったわけではないのですが、つるっと。

首まで思いっきり濡れました。が、濡れることこそが醍醐味の沢登りなので今更気にせず。


むしろ濡れたことよりも、踏ん張りがきかず、沢底にまで落ちてしまうことのほうが恐怖でした。



”千畳のナメ”
結構良い写真だなと思っていましたが、一人ポツンと感あるしマットを収納したせいでザックのバランスが著しく悪いですね…



その後もひたすらに前進を続けました。

予定では両門ノ滝を超えた先の広河原周辺で幕営予定でしたが、時間もあまり余裕がなかったことから、滝手前地点で一日目を終えることにしました。


夜には焚き火も行い、火を中心に皆でのんびりとした時間を過ごしました。





〈13日〉

朝は4:00に起床。

昨日は登山⇒遡行だったため、体もぽかぽかで水中に入れましたが、朝一から遡行は寒すぎ…と身を震わしながら行動を始めました。


ここからは甲武信ヶ岳に向け、一気に高度を上げます。

登山で久しぶりに息切れするくらいには疲れました…


そんな状態でも足を続け、遡行終了地点となるポンプ小屋に到着。

ポンプ小屋の水が上手いったら、ありゃしない。


甲武信ヶ岳山頂にて。
私は初の登頂でしたが、ある人はR3・R5の新錬でも登ったとか…


登山装備への切り替え・景色堪能のために、甲武信小屋で長めの休憩。

まさか山小屋で焼き鳥が食べれるとは思わず、特性のスパイスも思いっきりかけておいしくいただきました。


その後、徳ちゃん新道を爆速で下山しました。

先日の秋合宿や遡行で悪路(?)が多かったため、整備された登山道にテンションが上がってしまい、歩行速度が上がってしまったことを反省しています…


下山後、バス停付近で販売していたよもぎ餅もおいしくいただきました!





アラスカにも行って、沢にも来てくれる大尊敬の先輩たちと私


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私にとって沢活動のPLをやるのは初、にもかかわらず泊り?!という畏怖を抱きながら計画立案を始めた合宿でした。

参加してくださった方々やご指摘をくださった方々に頭が上がりません。
(沢に関わらず普段の登山合宿もですが…)



来年と、それ以降も継続できるよう、布教活動を頑張っていきます!!



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