R6 秋合宿

 -2024年 11月14日

 こんにちは! 今回ブログを担当する2年の勝山です。

今回は秋合宿で訪れた白砂山~長倉山の様子をお届けしたいと思います。昨年は極寒土砂降りで幕を閉じた秋合宿ですが、今年はどうだったのでしょうか。


【山域】白砂山~長倉山 (群馬県)

【日程】10月5日~10月7日

【行程】

1日目:長野原草津口駅集合===野反湖キャンプ場C1

2日目:野反湖キャンプ場C1――白砂山登山口――地蔵山――堂岩山――白砂山――上間ノ山―上ノ倉山――ムジナ平避難小屋C2

3日目:ムジナ平避難小屋C2――三坂峠――キワノ平ノ頭――長倉山――上信越自然歩道入口――法師温泉===沼田駅(貸し切りバス)


【1日目】 天気:曇り時々雨

 路線バスが混み合うことを考慮して、午前と午後の二つのグループに分かれて野反湖キャンプ場に向かいます。早朝出発を避けるため、草津温泉に前泊していた部員もいるそうです。あいにくの雨でしたが、キャンプ場は多くの宿泊客でにぎわっていました。



 炊事場を借りて夕食の準備を行います。この日の夕食はフライドオニオン入りトマトリゾットです。食料係である私が初めて考案したメニューでした。見た目は赤く染まった雑炊でしたが、味は好評だったため今後も入れていきたいと思います。
この日は登山口の確認や行動班の確認などを行い、明日の天気が良くなることを祈って眠りにつきました。


【2日目】 天気:晴れ時々曇り

 先発隊と後発隊に分かれ、白砂山山頂を目指します。雨はやみましたが相変わらず濃い霧がかかった中での出発となりました。



 日が出てからしばらくすると青空が見え始め、うっすらと紅葉の始まった美しい山肌を眺めることができました。白砂山までは日帰りの登山客も多く、道もよく整備されていました。私の隊の後方からも歌声が聞こえてきます。楽しそうですね。



 白砂山への稜線は「群馬県境稜線トレイル」にも選定されている美しい景色で知られていますが、この日は残念ながらガスが晴れることはありませんでした。しかし霧の中の紅葉もこれはこれで美しいと感じます。



 

 無事に白砂山に登頂し、ワンゲルの部旗とともに記念撮影を行いました。

この直後に撮影した4年生の男らしさあふれる別ver.の写真も素晴らしかったです。どのような写真だったかはご想像にお任せします。



 

 山頂を越えてムジナ平避難小屋へ向かいます。笹で覆われた急斜面に前日の雨が重なり、滑ってしりもちをつく部員が続出しました。傾斜の大きい昇り降りが連続したきつい道でしたが、なぜか後方から聞こえる歌声だけはどんどん大きくなっていきました。


 

 避難小屋に着いた頃には膝が笑ってしまうほど疲れていましたが、何とか夕食の調理に取り掛かります。この日のメニューは大豆ミート入りカレーです。夏の縦走で大活躍した大豆ミートのパウチを活用しました。ブイヨンペーストは部員からも好評でした。


【3日目】 天気:晴れ


 




 最終日にしてようやく素晴らしい朝日を拝むことができました。
一面の笹の草原に浮き上がるように紅葉した草木が広がっていました。アルプスとは違った穏やかな景色もまた新鮮です。




 

 下りる途中、有名な三国峠を通過しました。昔から三国街道最大の難所として知られていた場所に自分が立っていると思うと感慨深いです。




 
上信越自然歩道を1時間ほど歩き、無事に法師温泉に到着しました。途中、ほとんどの部員がヒルにかまれるというハプニングが起き、各々血を流しながらライターなどで対処していました。虫よけスプレーを貸してくださった旅館の方、ありがとうございました。

 その後バスで沼田駅へ向かい、解散式を行いました。代交代に伴う目標や4年生への感謝など、ワンゲルに対する意識を新たにする機会となりました。最後の合宿を大きな怪我なく終えることができて良かったです。




【さいごに】
 今回は群馬と新潟の間に位置する山ということで、ワンゲルとしては比較的行く機会の少ない山域でした。
二日間とも行動時間が10時間を超える厳しい行程でしたが、なんとか天候にも恵まれ、4年生最後の登山を楽しく締めくくることができました。



                ご機嫌な吉田部員→

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