R7 夏合宿自転車①
1日目:大学=飯田橋駅=千葉駅=銚子駅=C1大洗海浜公園
大学最寄り駅から輪行、銚子駅から約二週間の長旅が始まりました。初日は平坦な海岸沿いのルートで、距離を予定より多く稼げました。
さあ、いよいよスタート。
2日目:C1大洗海浜公園=塩屋崎灯台=C2広野町
茨城を午前中にぬけ、福島県へと入ります。暑さが身に応えます。途中で塩屋崎灯台へ立ち寄りました。その後は広野町で就寝しました。
☜大洗の海に昇る朝日がきれいでした
東日本大震災で大きな被害を受けた福島県の浜通り地域。ここをひたすらに北上していきます。震災遺構や仮設住宅、更地が次々と眼前に広がる姿は衝撃的でした。コース事態は平坦ということもあり、午後に宮城県に突入。南部の山元町で一泊しました。
☜震災遺構・浪江町立請戸小
付近には現在住宅はありません。松原と高い防波堤が広がります
☟道の駅なみえにはポケモン公園がありました
☜キャンプ場につくと、管理人?のおばさんがスイカをくれました!ごっつあんです!4日目:C3キャンプ場(Casanova)=C4松島町
この日は宮城県南部の仙台平野を北上しました。途中で阿武隈川の河口に架かる橋を渡りましたが、川の大きさにびっくりしました。
☜塩竈市の名前の由来ともなった塩竈神社5日目:C4松島町=C5南三陸町志津川地区
遂に、青森県南東部の八戸市から宮城県北東部の石巻市まで、総延長600㎞以上、青森県・岩手県・宮城県の3県にわたって延びる三陸海岸へと入っていきます。
石巻市市街地までは平らなルートでしたが、女川町に入ると三陸らしいうねうねと曲がりくねった道が続きます。ただ、地勢の不便さもあり、一気に交通量は減り、涼しい海風が心地よくそこまで苦労はしませんでした。
北上川河口付近にあり、東日本大震災で被災した大川小学校。裏山に逃げなかったことで学校関係者ほぼ全員が亡くなりました。
☜鉄筋が曲がり、窓はなくなっています。また、教室の備品もありません。当時の波の凄まじさが伝わります。6日目:C6南三陸町志津川地区=C7大船渡市
前日の夜にかけて雨が降ったものの、日中は晴れ。午前中に岩手県と宮城県の県境を通過し、いよいよ最大の鬼門である岩手県沿岸エリアへと入っていきます。奇跡の一本松で有名な陸前高田市を抜けると、ゴールの大船渡市です。
☜登米市、南三陸町、気仙沼市と岩手県大船渡市、陸前高田市ではJRの線路が存在せず、BRTという専用バスの車両が路線の代わりを果たしているらしいです。☞陸前高田震災復興公園から
☜奇跡の一本松
7日目:C7大船渡市=C8大槌町大槌駅前キャンプ場
大船渡市北部から釜石市南部へかけては延々と勾配がある山道が続き、隣に伸びている高速道路(三陸道)を何度も走りたいな~と感じるほどでした。ただ、事前に想定していたペースよりはるかに早く釜石市市街地を通過し、もう一つの山場である釜石市北部と大槌町南部の峠を越えるとゴール・大槌の市街地はすぐでした。
☟釜石市と大船渡市との間は山がち。その分眺めはよく、三陸沿岸の絶景に勇気づけられました。
☜大槌川河口には震災公園と巨大な防波堤がありました。津波被害のあとは、このような巨大堤防が沿岸部に数多く設置されました。
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