R7 夏合宿(北アルプス)②
夏合宿(北アルプス)②です。①をまだご覧になっていない方は、ぜひそちらを先にお読みください。
R7夏合宿(北アルプス)8/5~8/7の行程を担当する1年菱川です。
【行程】
8/5 双六小屋テント場ーーー巻道ーーー三俣山荘←ー→鷲羽岳
8/6 暴風雨 停滞
8/7 暴風雨のち風雨 停滞 三俣山荘←ー→三俣蓮華岳
8/5
目を覚ますと風が強く吹きつけていました。5時にテント場を出発する予定でしたが、準備に時間を要するとの判断が下され、6時に出発することになりました。自分はこのような天候下で活動することが初めてでした。様々なトラブルが起こりましたが、上級生がテキパキと指示しているのを見てもっと頑張らないといけないと景気づけられました。
巻道を進みました。 風が強く視界は濃い霧に包まれ先を見通すことが困難でした。時々、強い雨が体を打ち付け、体力を奪っていきました。道中、すれ違いざまに法政大学のOBの方にお会いして場が盛り上がり、校歌を歌いだすところが微笑ましかったです。
三俣山荘から荷揚げするヘリコプターを見届ける。
三俣山荘のテント場に到着した後、雨風が落ち着きガスが晴れてきたので鷲羽岳のピストンを遂行しました。鷲羽岳の登山道はガレ場が多く足元が不安定でしたが、登り切ることができました。山頂は風が強く、ガスが掛かっていました。
8/6
昨夜から暴風雨の予報が出ており、停滞。各人テントで談笑やカードゲームをして一日を過ごしました。テント場と小屋にあるトイレが少し離れていたので、雨風が弱まるときを見計らってトイレに行きました。
一年生が集まっていたV6テントの様子
8/7
朝から昼にかけては暴風雨で午後からは天気が回復するとの予報でしたが、渡渉は増水が酷く危険とのことでこの日も停滞しました。テントに一日中いるのは退屈なので自分は小屋の中の様子を見に行きました。そして、そこで偶然出会った男性登山客と話し合いになり、気づいたら3時間近く話をしていました。登山中に遭遇したクマの話、アラスカに滞在した話、仕事や人生の話など、とても楽しい時間を過ごすことができました。午後から天気が回復してきたので三俣山荘の近くにある三俣蓮華岳をピストンしました。山頂は天気が良くなかったですが、達成感がありました。
一時的に天気が回復して鷲羽岳の全体像を見ることができた。
夏合宿の中盤は天候が悪化し2日間も停滞することとなりましたが、そんな中でも皆は充実した時間を過ごしていました。
次の日から雲ノ平にむけて出発します。その様子は③のブログでお伝えしますので、ぜひそちらをご覧ください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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